中心性脊髄損傷って?
脊髄の役割や、中心性脊髄損傷の特徴や原因など。
脊髄とは?
体の中心を走る脊髄は、人間の骨の中でもとても大切な骨。
脊髄の外側は主に下半身の神経が通っていて、内側に行くと上半身の神経が通っているため、
脊髄を外傷した場合には、脊髄の外側が損傷してしまうため、下半身麻痺など、下半身に症状が現れることが多いようです。
中心性脊髄損傷とは?
交通事故などの外傷による脊髄の損傷の場合には、脊髄の外側が傷ついてしまいますが、
むち打ちなどによる損傷では、脊髄の内側や中心部分を損傷してしまうケースも良くみられます。
脊髄の中心部分を損傷してしまう事によって、体の上半身をつかさどる神経を傷つけてしまい、
その結果、下半身ではなく上半身に麻痺などの症状が出てしまうことを、中心性脊髄損傷と呼びます。
椎間板ヘルニアなどが原因で中心性脊髄損傷となるケースもあるようです。
特徴と原因とは?
中心性脊髄損傷は外傷もなかったり、脱臼や骨折などの症状もない場合もあるため、
なかなか見つけづらいという特徴があります。
スポーツ選手などがよくかかる疾病としても知られている中心性脊髄損傷は、
交通事故などが原因で発症する場合もあるので注意が必要です。
診断するときの注意点って?
中心性脊髄損傷の症状は、下半身の麻痺と比較すると症状が軽い場合が多いのですが、
頚椎症性神経根症などのように症状が強く出る場合もあるので油断はできません。
症状が軽い時にきちんと画像診断などを受けて適切な治療を行うことが必要なのですが、
医師の中には気軽に「中心性脊髄損傷」とのみ診断してしまう場合もありますから、
中心性脊髄損傷の疑いがある場合には症例数が多く専門性の高い医師に見てもらうことが大切です。
もっと詳しく知りたい
脊髄損傷マガジン
脊髄損傷の基本や症状後の麻痺などの状態などが解説されています。