アトピーに効くステロイド
ステロイドの種類、使用上の注意や皮膚病との関連など。
ステロイドの種類は?
ステロイド含有の外用剤は、1950年代に開発されてから皮膚科治療を根本的に変えたといわれています。
ステロイドは、誤った使用法を続けると副作用のリスクも生じますが、適切な使用法さえ守っていれば、非常に大きな効果を発揮する物質です。
日本では、その効果に応じてI群からV群の5段階に分類が行なわれています。
(弱)プレドニゾロン、(中)酪酸ヒドロコルチゾン、(強)吉草酸ベタメタゾン、(次強)吉草酸ジフルコルトロン、(最強)プロピオン酸クロベタゾールなどが病院、薬局で広く処方されています。
この他、医師の処方箋なしで一般外用剤として薬局で自由に購入できる薬の中にも、ステロイドが含まれている場合があります。
使用の際の注意点は?
皮膚は部位によってステロイドの吸収率が異なります。
例えば、顔面、外陰部などは吸収率が高いため、使用するステロイドの量や種類に気をつけなくてはなりません。
ステロイドの副作用は、「長期間」、「規定以上の量を」使用することで生じる確率が高くなっていきます。
小児への使用や、使用を控えた際のリバウンド(症状の悪化)には特に注意が必要です。
医師の指示に従って、適切な量・期間・強さを計画的に用いる必要があります。
皮膚病には全て使用されているの?
アトピー治療に際してステロイドを使用する場合は、抗ヒスタミン剤やステロイドを含まない保湿剤との併用が多く行なわれます。
また、顔面などの治療については、副作用を考慮して非ステロイド剤(プロトピック軟膏)などの使用を推奨する医師も多いようです。
もっと詳しく知りたい
ステロイドの種類について
薬の名前が5種類の強さに分類されて載っています。
正しく使えばステロイド外用剤は怖くない!
ステロイド外用剤の正しい使い方を説明しています。また、部位ごとのステロイドの吸収率も載っています。