ピロリ菌の除菌
ピロリ菌の基本情報と除菌法、確認方法など。
ピロリ菌とは?
ピロリ菌は胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因となる細菌です。
経口による感染が一般的で、50歳以上の世代に関しては感染率が実に8割に上るといわれています。
ただし、ピロリ菌に感染しているからといって、必ず病気になるというわけではありません。
潰瘍を発症する確率は約2パーセントから3パーセント程度であり、除菌治療が必ずしも必要とされるわけではありません。
この点が通常の感染症と大きく異なる点といえるでしょう。
除去法は?
ピロリ菌の除去は薬の服用によって行なわれます。
胃酸を強力に抑える薬と、抗生物質を2種類程度併用する治療が一般的です。
保険の適用を受けられる薬もあるので、かつてのように高額な医療費が生じるケースは少なくなっています。
治療期間は1週間ほどで、その間は1日2回、計10錠の薬を毎日欠かさずに飲まなくてはなりません。
服用を怠ると十分な効果が得られないので、除去に失敗する可能性が高くなってしまいます。
除菌の成功率は80?90パーセント程度だといわれています。
抗生物質の副作用として、まれに下痢や肝機能障害、口内炎などを発症する場合があるようです。
除菌治療が終わったら?
除菌治療が終わったら、除菌判定の検査を行い効果を確認する必要があります。
この検査は、治療が終わってから1ヶ月ほど期間を置いた後に行なわれます。
除菌に失敗した場合は、再度同じ治療を行なうことになります。
除菌に成功した場合、まれに胃痛や胸焼けを起こす方がいるようです。
これは胃酸の分泌が正常に戻ったために見られる症状で、症状はごく軽い場合が多いとされます。
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