心エコー検査基準値とは
心エコー検査の特徴と基準値、得られる情報など。
心エコー検査とは
心エコー検査を受けたことがありますか?
エコー検査とは身体のさまざまな働きを超音波を用いて探るもので、
特に心臓部の様子を見る場合を心エコー検査や心臓超音波検査などと言っています。
この検査にはひじょうに熟練が必要で、同じように検査を行っていても新人の医者が行った場合と、 ベテランの医者が行った場合では得られる情報の量が何倍も異なることがあります。
この検査で得られる情報は基準値と照らし合わせることで心臓が正常であるかどうかを決定します。
心エコー検査の基準値は多くありますが、代表的なものについて説明しましょう。
心エコー検査基準値は?
EF(Ejection Fraction)とは「左室駆出率」と呼ばれているものです。
心臓の左室はポンプとして体中に血液を送り出す役割を担っていますが、
その方法は左室が広がっては血液を貯め込み、縮むことで大量の血液を送り出します。
こうして左室が貯めた血液をどの程度の割合で送り出せるかというのが
「左室駆出率(Ejection Fraction)」となるわけです。
この基準値は0.55?0.80となっています。
左室拡張末期径とは?
左室がどの程度まで広がるかを見るのが「左室拡張末期径/収縮末期径(LVDd/Ds)」と
呼ばれるもので、22?42mmというのが標準の値となります。
これは長さの値なのでEFを求めるには左室を楕円錐のようなものと
仮定して算出する必要があります。
積分を使って求められるこの値のことを、「左室内径短絡率(%FS/Fractional Shortening)」と言います。
通常は30?45%が正常となります。
この他にもエコーでは心臓のさまざまな点を詳しく調べます。
「心室中隔壁厚」や「左室後壁厚」などは特に重要です。